信用金庫、2024年4〜9月期決算の動向
2024年12月11日
北海道信用金庫協会(札幌市)のまとめによると、道内20信用金庫の2024年4〜9月期決算が発表され、13信金が最終増益を確保したようです。
金利上昇の影響で貸出金利息が増加したものの、20信金の純利益合計は前年同期比0.5%減の105億円だったとの事。
純利益トップは苫小牧信用金庫(苫小牧市)、次いで北海道信用金庫(札幌市)、旭川信用金庫(旭川市)、遠軽信用金庫(遠軽町)がランクインしたとの事。
旭川信金は大口貸出と短期債券運用が収益を押し上げ、遠軽信金も貸出金利息と地方債利回り改善が寄与したようです。
一方、北海道信金は貸倒引当金見直し、苫小牧信金は人件費増加などで利益が減少したようです。
貸出金残高は10信金で増加し、北見信用金庫が6%増の伸び率でトップとなり、札幌支店の開設が影響したようです。
預金残高も12信金で増加しましたが、金利競争の激化や地方から都心への預金流出が課題とされているでしょう。
当社でもお付き合いのある信金信組さんがございますので、まずはお声がけ頂けると幸いです。